小江戸だけじゃない川越おすすめスポット 昔なつかしい雰囲気の丸広百貨店

ぽんぽこツアーズ

風情ある小江戸川越の老舗デパート

 「小江戸」として名高い埼玉件川越市。城下町の面影を残す古い街並みは江戸時代からの雰囲気を今に伝えており、人気の観光地です。そんな川越のもう一つの古き良きスポットについてご紹介したいと思います。

 川越へのアクセスはJR川越線と東武東上線の川越駅か、西武新宿線の本川越が最寄りです。中心街に近いのは川越駅で、小江戸の古い街並みに近いのは本川越駅です。

 今回は川越駅を利用しました。川越駅を降りてすぐに商店街が見えてきます。そのまま進んでいくと、大きな「maruhiro」という看板が見えてきます。

「maruhiro」こと丸広百貨店は埼玉県に複数店舗を展開するデパートで、その本店がこの川越店です。

 川越店は1951年の開業、現在の場所に移転したのは1964年のことですが、丸広百貨店のルーツは1939年に飯能市で開業した丸木百貨店まで遡ることができます。

 川越本店は1998年に大改装を行っていますが、店の雰囲気はどことなく昔ながらのデパートの雰囲気を残しています。

昔ながらのファミリーレストラン

 中でも6Fレストランフロアにある「ファミリーレストラン」は懐かしい感じがします。いわゆるファミレスとはちょっと違った昔ながらのデパートの大食堂という感じです。

 かつて日本全国のデパートにあった大食堂ですが、近年はチェーン店の進出やデパート自体の閉店などによって数を減らしています。

 「ファミリーレストラン」の名前にふさわしく、多くのメニューから家族それぞれの好みに合った料理を選ぶことができます。

 何を食べるか迷った挙句、“それっぽい”ものを頼みました。味は期待を裏切らず、いい意味で”ふつう”です。飾らない懐かしい美味しさでした。

なつかしい屋上遊園地

 レストランフロアの一つ上の7Fにはこれまた懐かしい屋上遊園地がありました。この屋上遊園地「わんぱくランド」、実は残念ながら2019年9月1日で51年の歴史に幕を下ろしてしまいました。耐震工事に要するスペース確保のためとされています。耐震工事完了後の屋上の使用方法についてはまだ発表されていません。

 この屋上遊園地はバンダイナムコが運営しており、創業もナムコの全身である中村製作所によるものでした。遊園地の名前にふさわしい遊具が揃っており、写真には写ってないですが観覧車もありました。

川越へのアクセスに便利な特急

 行きは川越駅を利用しましたが、帰りは西武新宿線の本川越から乗りました。本川越から西武新宿まで、運賃プラス500円の特急券で特急「小江戸」に乗りました。座席指定のリクライニングシートで快適に移動することができます。新宿〜川越の移動では是非おすすめです。

 池袋〜川越の移動では東武東上線の「川越特急」が便利です。追加料金なしで利用でき、クロスシートなので旅情を楽しむことができます。

 小江戸の街並みや、丸広百貨店へお出かけの際はぜひ快適な特急を利用してみてはいかがでしょうか。

コメント

  1. […]  ちなみに初代レッドアローの車体は富山地方鉄道に譲渡され現在も特急列車として走っている姿を見ることができます。2代目のニューレッドアローは現在も西武新宿線で使用されており、以前の記事「昔なつかしい雰囲気のデパート 丸広百貨店」でも紹介しましたが、特急「小江戸」として新宿と川越を結んでいます。 […]

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